腰痛は腰椎分離症、すべり症があるから諦めるしかないの?

こんにちは。

 

水戸で腰痛の改善で人気の整体CURAです。

 

みなさんの中で腰椎分離症やすべり症でお困りの方はいますか?

 

腰椎分離症やすべり症で、腰痛が起こっているものは改善しないからしょうがないと諦めていませんか?

腰痛の原因が分離症やすべり症だから諦める

結論から言いますと、腰椎分離症でもすべり症でも、それが原因で痛みなどの症状が出ているのでなければ改善します。

 

痛みなどの原因は、他の部分に何かしらの原因があることで起こっていることがあります。

 

その原因の部分に適切な処置を行えば、腰痛などの症状は改善するのです。

 

今回は、腰痛分離症、すべり症について説明します。

 

 

 

腰椎分離症とは?

腰痛の原因の一つ、腰椎分離症とは?

まずは、腰椎分離症についてです。

 

腰椎分離症とは、腰椎(背骨の腰の骨)と言われる骨の後方部分に亀裂が入ってしまうことで起こります。

 

腰椎の椎間板のついている前方部分は椎体、後方の椎間関節のついている部分は椎弓と呼ばれます。

 

椎体と椎弓の間には椎弓根という部分があります。椎弓の部分で骨の連続性が断たれてしまい、椎体と椎弓が離れてしまった状態を腰椎分離症といいます。

 

亀裂が入ってしまう部分で多いのが、第5腰椎と言われています。

 

分離症の原因としては、先天性のものと後天性のものがあります。

 

先天性のものは生まれつきのもので、分離以外にも椎体や椎弓の形態異常を認めることが多く、高度なすべり症を生ずることがあります。

腰椎の原因の一つの分離症、生まれつき分離している

後天性の多くは子どものころにスポーツなどで繰り返し負荷がかかったために、疲労骨折を起こしたものと考えられているそうです。

腰痛の原因の一つの分離症、スポーツの負荷で分離する

しかし、スポーツは原因のひとつであり、体質的な要素もあります。

 

腰椎分離症は、子供の場合は早期発見で適切な処置を行うと、亀裂が入ってしまった部分の骨がくっつきやすいため改善しやすくなります。

 

成人の場合は、分離している部分に負荷がかからないように、整体院などの治療院で全身のバランスを整えてもらったり、筋肉を柔らかい状態に保つようにすることで痛みなどの症状が起こりにくくなります。

 

腰椎分離症の症状としては、腰の痛みや下肢の痛み稀にしびれなどがあります。

 

腰を反る動作や前屈をした時、同じ姿勢を続けたり長時間の立ち仕事や重労働のあとに鈍く重い痛みが強く出る場合は、腰椎分離症の可能性も考えられますので、1度病院に受診することも必要かもしれません。

 

 

 

すべり症とは?

腰痛の原因の一つ、すべり症とは?

次に、すべり症についてです。

 

すべり症とは、本来ならきちんと積み重ねられた状態になっている脊椎(背骨)が、前方あるいは後方へずれを起こしてします

 

背骨には自然な弯曲があるため、何らかの理由で支えが弱くなると、椎骨のすべりが生じます。

 

特に第4腰椎、第5腰椎がすべりやすい場所です。

 

少しずつすべっていき、そのすべりが大きくなると、神経が刺激されることで痛みやしびれなどの症状が起こります。

 

すべり症は、腰椎の分離が原因で起こる分離すべり症と、老化による変性で起こる変性すべり症の2つのタイプが多いと言われています。

 

また、先天的な骨の形成不全のために起こる先天性すべり症もありますが、これは稀なケースと言われています。

 

分離すべり症は、腰椎分離があるために起こります。最も起こりやすいのは第5腰椎で、分離している部分が広がり、椎体が前方にすべってしまいます。

 

ただし、腰椎分離があっても、すべり症が合併するとは限りません。腰椎分離症の人の約10~20%が、分離すべり症に移行します。

 

変性すべり症は、腰椎分離がないのに起こり、加齢に伴って起こりやすくなります。

腰痛の原因の一つのすべり症、高齢の方に起こる

加齢によって、椎骨を支持している靭帯、椎間板、椎間関節などに緩みが生じ、椎骨を支えきれなくなってすべってしまいます。

 

中年以降の女性に多いと言われており、起こりやすいのは第4腰椎です。

 

先天性すべり症は、腰椎の後方部分の先天的な形成不全が原因となって起こります。

 

椎間関節がしっかり組み合わさっていないため、成長期になると椎骨がすべってきます。

 

第5腰椎がずれるケースが多く、ずれ方が大きいという特徴があります。

 

比較的まれなすべり症と言われています。

 

すべり症の症状としては、腰痛、下肢の痛み、しびれ、間欠跛行、脊柱の変性などがあります。

 

間欠跛行とは、ある程度の距離を歩くと脚が動かなくなり、座って休んでいると、また歩けるようになる症状です。

 

立っていると脊椎のずれが大きくなって神経が圧迫されますが、座ると圧迫が緩むため、また歩けるようになります。

 

すべり症によって脊柱管狭窄が生じた場合には、間欠性跛行に伴って会陰部の不快感、膀胱障害、直腸障害などが現れることもあるそうです。

 

 

 

腰椎分離症、すべり症の治療法とは?

腰痛の原因でもある分離症やすべり症、治療法は?

一般的な治療法としては、保存療法や手術などがあります。

 

保存療法としては、下記のものがあります。

  1. 安静
  2. 薬物療法
  3. コルセット
  4. 運動療法
  5. ブロック注射

 

1.安静

腰に負担のかかるスポーツや作業を行わないようにします。患部を安静に保つことで、痛みやしびれの原因となっている神経への圧迫を取り除きます。

 

すべり症のない腰椎分離症では、痛みなどの症状がない場合もあります。

腰痛の原因でもある分離症やすべり症、安静にする

 

 

2.薬物療法

痛みを抑える対症療法として、痛みのあるときに非ステロイド性消炎鎮痛薬が用いられます。

 

神経の炎症を抑えることで痛みをとります。

腰痛の原因でもある分離症やすべり症、薬物療法

 

 

3.コルセット

コルセットは、腰部の動きを制限することで腰椎を安静に保ったり、前弯が増大するのを防いだりする効果があります。

 

 

 

4.運動療法

痛みの少ないときには、筋力の強化や柔軟性が出るような運動を行います。

腰痛の原因でもある分離症やすべり症、運動療法

 

 

5.ブロック注射

痛みやしびれの原因となっている神経の神経根に、局所麻酔薬を注射する治療です。

腰痛の原因でもある分離症やすべり症、ブロック注射

 

 

手術をする場合、腰椎分離症や分離すべり症では、保存療法で十分な効果が得られず、日常生活に支障を来す場合に手術療法の適応となります。

 

変性すべり症では、間欠性跛行によって100m以上続けて歩けない場合や、会陰部の不快感、勝胱障害、直腸障害のある場合に、手術療法を検討するそうです。

 

しかし、手術が必要かどうかは、患者さん自身の仕事や日常生活の活動状況によっても異なってくるため、色々な要素を考量したうえで決定することが大切になってきます。

 

 

 

一般的な治療法の他にも、整体院などの治療院で施術を受けることも必要だと考えます。

 

なぜかと言いますと、腰椎分離症やすべり症の影響で腰痛や痺れなどの症状が出ているわけではないとしたら、その原因に対して適切な処置が出来れば改善すると思いませんか?

 

適当に整体院などの治療院に行くことはオススメできませんが、その治療院がどんなことをしているのかなどを調べたうえで行ってみることは必要だと思います。

 

からだのバランスを整えて循環が良い状態にすることで、自然治癒力が働きやすい環境になるので、少しずつでも改善していくはずです。

 

 

 

まとめ

 

今回は、腰椎分離症、すべり症について説明しました。

 

腰椎分離症、すべり症だから腰痛は改善しないと諦める必要はありません。

 

その症状の原因に対して、適切な処置をすれば少しずつでも改善はしていきます。

 

まずは病院で検査などを受け、自分に合った対処法が何かを理解したうえで行動してみましょう。

 

 

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