こんばんは。
水戸で腰痛の改善で人気の整体CURAです。
ブログ内で度々腰痛の原因は、内臓疲労による可能性があると説明しました。
皆さんは日常生活をしていて、疲労が溜まりますか?
疲労が溜まってくると、初めに内臓に負担がかかってしまいます。
疲労物質は、肝臓などの臓器で代謝されます。
そのため、内臓に負担がかかってしまうのです。
内臓に負担がかかると、腰痛などの症状を感じやすくなる可能性があります。
内臓への負担をかかりにくくするためには、日常生活の改善が必要になってきます。
日常生活を改善するにも、自分でストレスにならないものから改善していくことが、長く続ける秘訣だと思います。
様々な臓器がある中で、今回は膵臓(すいぞう)についてです。
膵臓とはどんな臓器?
膵臓は、一般にあまりなじみのない臓器の1つかもしれません。
位置としては、みぞおちとへその間くらいの高さのところですが、からだの前正面から見ると胃の裏側になり、一部は大腸からも隠れてむしろ背骨に近いところにあります。
このようにおなかの奥深くに位置しているため、病気を見つけにくい臓器と言われています。
すい臓の大きさは、正面から見て左右約15cm、上下約3~5cmの細長い形です。
厚さは2~3cmあり、十二指腸に接する頭部が幅も厚さも大きく、そこから次第に細くなっています。
重さは平均的には70~120gほど。内部は胃や大腸、小腸などのように中空ではなく、細胞が詰まっていて実質臓器と呼ばれます。
実質臓器とは、臓器の内部が特有の組織で詰まっている状態のものです。
膵臓の中には膵液が流れる膵管や、肝臓で作られた胆汁が流れる胆管が走っており、これらはいずれも十二指腸の乳頭と呼ばれる部分から十二指腸内に排出されます。
膵臓は十二指腸や脾臓、胃など多くの臓器に囲まれていますが、それ以外にも腹腔動脈や上腸間膜動脈、門脈、上腸間膜静脈といった非常に重要な太い血管にも近接しています。
膵臓の働きとは?
膵臓は、同じく実質臓器である肝臓と比べると重さは10分の1ほどと小さいのですが、肝臓に負けないくらい重要な働きをしています。
主な働きは2つあります。
- 外分泌
- 内分泌
外分泌
膵臓は1日に平均1.5リットルほどの膵液を分泌しており、これには3大栄養素である炭水化物、脂肪、たんぱく質を分解する消化酵素が含まれています。
私たちが食べた食物が、胃の中でかき混ぜられておかゆのような状態になって十二指腸に送られてくると、膵臓から分泌された大量の消化酵素を含む膵液と、胆嚢から運ばれてきた胆汁が混ざり合い、いろいろな栄養素を分解して、その先の小腸で吸収されやすくします。
食物の消化・吸収を助ける膵液は、そのあとは肛門から体外へ排泄されるため、この働きを外分泌機能といいます。
膵液には消化酵素のほかに、アルカリ性の重炭酸塩という電解質も多量に含まれています。
十二指腸に送られてきた食物の消化物は、胃液と混ざっていて強い酸性のため、そのままでは消化酵素が働かないので重炭酸塩が中和するのです。
重炭酸塩は膵液そのものをアルカリ性に保つ働きもします。
内分泌
膵臓のもう1つの重要な働きである内分泌機能とは、血液中の血糖の濃度(血糖値)を調節するホルモンを分泌することです。
血糖値は常に一定に保たれているのが健康な状態で、高すぎても低すぎても健康を害することになるので、血糖値調節ホルモンの働きは大変に重要になってきます。
血液中に分泌されたホルモンは目的の臓器に運ばれ、そこでそれぞれの機能を果たします。
この働きを内分泌機能と言います。
膵臓の組織で膵液を作るのは外分泌腺、血糖値調節ホルモンを作るのは内分泌腺です。
組織の大部分は外分泌腺が占め、内分泌腺はその中に小島のように点在しているにすぎません。
これを発見したドイツの病理学者の名前にちなみ、内分泌腺はランゲルハンス島またはすい島と呼ばれています。
ランゲルハンス島の数は100万個以上に及び、それぞれが約5000個の細胞からできています。
ランゲルハンス島からは、主に次のようなホルモンが作られます。
- インスリン
- グルカゴン
- その他
インスリン
食事の後などに血液中にブドウ糖が増えて血糖値が上がると分泌され、ブドウ糖が筋肉やほかの組織に取り込まれて使われるのを促したり、ブドウ糖からグリコーゲンを作って肝臓にたくわえるなどして血糖値を下げるように働きます。
インスリンの分泌が正常に行われなかったり、分泌されても働きが足りないと、血液中のブドウ糖の濃度が高くなり、それが長く続く状態が糖尿病です。
グルカゴン
血糖値が異常に低くなったときに分泌され、脂肪組織にたくわえられていた脂肪や肝臓にたくわえられていたグリコーゲンからブドウ糖を作り、血液中に送り込んで血糖値を上げる働きをします。
その他
インスリンやグルカゴンの他に、ソマトスタチンや膵ポリペプチドなどのホルモンも分泌されます。
ソマトスタチンは、インスリンやグルカゴンの分泌を抑制します。
膵ポリペプチドは、ソマトスタチンとともに膵臓の外分泌を抑制的に調節しています。
膵臓に負担をかけないためには?
膵臓に負担をかけないためには、下記のことが重要です。
- 禁煙
- 睡眠をしっかりとる
- 飲みすぎない
- 食べ過ぎない
禁煙
タバコの害は、あらゆる面で現れてきます。
その中でも発がんリスクに関しては、とても深刻な問題です。
肺ガンになるリスクが一番高まりますが、ほかにも、大腸がん、咽頭がん、食道がんなどの多くのガンのリスクを高めてしまいます。
膵臓への影響も同じように起こります。
タバコを吸うと、血管が狭くなり、栄養素が行き届かなくなります。
同時に、からだの調子を整えるためのホルモンの循環も悪くなります。
膵臓は、血糖値調節のホルモンを分泌しているため、循環が悪くなるほどに過剰分泌が起こったり、それによって膵臓が必要以上に疲労してしまったりといった影響が出てしまいます。
タバコを吸うことでストレスが軽減されると感じる人もいます。
しかし、タバコを吸って一時的にストレスから解放された気持ちになっても、あとから倍以上になって重圧がのしかかってくることもあるそうです。
ストレスが溜まると自律神経が正常に働きにくくなります。
そうなると、ホルモン分泌の命令が正しく行われなくなり、膵臓の分泌機能にも悪影響を与えます。
ガンのリスクだけでなく、日常的な膵臓の働きにも、タバコが悪影響を及ぼしてしまう可能性が高いのです。
睡眠をしっかりとる
血糖値は、上がりすぎると意識障害を起こす場合があります。
また、血液中の糖分が多いと、血管を傷つけてもろい状態に変化してしまいます。
そうなると、心筋梗塞や動脈硬化などの血管障害・血流障害を引き起こしてしまうのです。
この血糖値を下げるために必要なのが、膵臓が出すインスリンと、それを手助けする質の良い睡眠です。
睡眠不足の場合、血糖値が平均以上という実験結果が出ており、睡眠が血糖値に及ぼす影響が確かなものとなっているそうです。
また、睡眠不足は膵臓にストレスを与え、インスリンの分泌のバランスを崩してしまいます。
質の良い睡眠といっても、眠りすぎてはいけません。
睡眠は量より質なのです。
寝る前2時間以内には食べたり飲んだりするのをやめて、寝ている間に内臓が休まる環境をつくることが大切です。
できれば、22時~夜中2時のゴールデンタイムには熟睡できると良いです。
飲みすぎない
膵臓と飲酒にも、深い関係があります。
膵臓は、食事などから摂った糖分を分解して、血流の中にどれだけ送り込むかを調節する役割があります。
血糖値として血液中の糖分は示され、この血糖値を調節するホルモンが、膵臓から分泌されています。
膵臓のホルモン分泌は、自律神経によって調節されます。
自律神経はストレスの影響を受けやすく、それによって膵臓もホルモン分泌がうまくできなくなってしまいます。
適量の飲酒は、自律神経の働きをスムーズにすると言われています。
過剰な飲酒は、膵炎などの疾患にも繋がってきます。
飲みすぎないように注意しましょう。
食べ過ぎない
糖分を摂り過ぎると、血糖値を必死に下げようとしてインスリンが大量に分泌されます。
そうなると、逆に血糖値が急激に低下してしまい、低血糖状態になってしまいます。
また、血糖値を下げるインスリンが分泌されなくなると、血液中の糖分が尿などにも排出されて、糖尿病になってしまいます。
糖尿病や膵臓への負担を減らすために、ゆっくりと食事をとり、腹八分目でやめるようにしましょう。
まとめ
今回は膵臓について説明しました。
膵臓はあまり知られていない臓器ではありますが、肝臓などと同じでとても重要な働きをしている臓器です。
膵臓への負担を減らして、糖尿病などの疾患にならないように気をつけましょう。
また、負担を減らすことで、腰痛が起こりにくくなる可能性が高いので、日常生活の見直しをしてみましょう。
整体CURAは水戸で唯一の整体法でアプローチすることで、多くのお客様が根本改善を手に入れています。
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