慢性頭痛の中で一番多いと言われている頭痛、それが緊張型頭痛です。
- 後頭部がギューっと締め付けられるように痛い…
- 頭の周りがヘルメットをかぶったように締め付けられる…
- 頭が重だるい、鈍痛が続いている…
こんな風に表現される事が多いのが緊張型頭痛です。今日は頭痛の中でも、緊張型頭痛について詳しくお伝えしていきます。もしあなたが上記のような症状で悩んでいたり、病院で緊張型頭痛と言われて薬を飲んでるけど全然頭痛が良くならないとお困りなら読み進めてください。
緊張型頭痛って?
緊張型頭痛とは頭部や頸部の筋肉の過緊張によって起こる頭痛です。
特徴として
- 後頭部や頭全体が痛重い。左右差がない。
- ギュー、ズーンなどの鈍痛である。
- 痛みが一定である。(非拍動性)
- 肩こりや首のコリを伴う事が多い。
- 症状が急激に変化することは少ない
- 仕事が出来ないほどひどくない。
このような症状が出る頭痛が緊張型頭痛と言われています。
緊張型頭痛の症状は?
では、ここからはまず、緊張型頭痛の症状についてお話しして行きます。
緊張型頭痛の症状は、頭全体や後頭部に締め付けられるような非拍動性の鈍痛が起こります。また、肩のこり、首のこりなどが頭痛以外の代表的な症状です。そして状態が悪いと首を動かした時に非回転性のめまい(ふらつき)が起こることもあります。
他の頭痛に比べ、仕事が出来ないほどになることは少ないようです。
緊張型頭痛の誘因は?
緊張型頭痛の誘因は一般的に2つに分かれます。
- 身体的なストレス
- 精神的なストレス
この2つです。では身体的なストレス、精神的なストレスとはどんなものかお話しします。
緊張型頭痛の誘因 ~身体的ストレス~
無理な姿勢の維持や長時間のパソコンの使用などによって頭から肩にかけての筋肉が緊張し血流が悪くなると、乳酸などの疲労物質が筋肉にたまり、 これが神経を刺激して痛みを引き起こすと考えられています。
人間の頭は約5kgあると言われています。長時間のパソコン作業や、長時間下を向く作業をしていると首の筋肉や肩の筋肉に大きな負担がかかります。それが身体的なストレスと言われるものです。
緊張型頭痛の誘因 ~精神的ストレス~
精神的なストレスのみが原因で緊張型頭痛を発症するケースもあります。 精神的に緊張した状態が長期間続くと、脳の痛みを調整する部位(視床・体性感覚野、帯状回、前頭葉、小脳など)が機能不全を起こし頭痛を引き起こしてしまうのです。
このような、精神的ストレスを原因とする緊張型頭痛には、生真面目な性格や几帳面さを持った人、責任感が強い人がかかりやすいと言われています。
緊張型頭痛はどんな対処をすれば良いの?
緊張型頭痛になるメカニズムは分かったけど、どう対処して行ったら良いの?と思っている方が多いと思うのでここからは対処についてお話しして行きます。対処には大きく分けて2つあります。
- 生活習慣の改善
- 専門家に相談する
緊張型頭痛は、生活習慣の改善だけでも改善することは多いです。むしろ専門家に相談して一旦改善したとしても、そこから緊張型頭痛にならないように予防するには、生活習慣の改善は必要だと私は考えています。では生活習慣の改善について詳しくお話しして行きます。
身体的ストレスを解消する。
前項の誘因でお話しした通り、身体的ストレスが、緊張型頭痛を引き起こしている事があります。であれば身体的ストレスがかからないような環境を整える事が大事になります。
例えば、長時間のパソコン作業が多い方なら、パソコンの高さを調整して、下を向かなくてもパソコン作業ができるようにすれば、身体的ストレスは大幅に減ります。
下を向いて無理な姿勢で作業をするような仕事が多い方は、どうにか、下を向かずに作業ができるように環境を改善できないかやってみてください。
精神的ストレスを解消する
これも前項でお話ししましたが、精神的ストレスが緊張型頭痛を引き起こしている事があります。
あなたは自分のストレスを発散できるものがありますか?あればそれをやりましょう。そしてもしないというあなた、簡単なストレス発散方法をご紹介します。
①白い紙とペンを用意してください。
②精神的ストレスの原因になっていることを書き出してください。
③その紙を破ってぐちゃぐちゃにして捨ててください。
これだけです。書き出すという行為は脳の整理につながり、自分がストレスを何に対して感じていたかを再認識でき、それを破る、捨てるという行為でそのストレスを自分の外に捨てられるとされています。※効果には個人差があります。
お風呂で温まる
最近はシャワーだけで湯船に入りませんという人が非常に増えています。しかし入浴には副交感神経の働きを高める効果がありリラックス出来ます。またよく温まることで血流が良くなり緊張していた筋肉が緩むという効果が期待できます。ここではオススメの入浴法をお伝えします。
- 全身浴は40℃前後のお湯に肩まで15分浸かる。
- 半身浴は40℃前後のお湯に30分~1時間。
- 熱すぎるお湯は疲れを増長してしまう。
- 目を閉じてリラックスする。
- 間接照明だけで暗めにするとリラックス効果が増える。
- 好きなアロマなどをお湯に入れても効果的。
- 寝る1時間前には入浴を済ませておく。
ぜひ効果的な入浴を実践してください。
水分をしっかりとる
これは当店に来られるお客様と話していて非常に多いです。水分が不足している。
「トイレが近くなるのがちょっと…」
「なんか飲めないんです…」
「喉が渇いた状態にしないと酒が不味くなる…」
こんな理由で水分をとっていない方や。
「コーヒーはいっぱい飲んでます」
「ジュースで水分補給しています」
と言って、水分として吸収されないもので必死に水分を摂っている方が非常に多い!
水分は
- 常温の水
- 白湯
- お茶(ギリギリO.K)
で摂るように心がけてください。また寝る前と起きた時は白湯を飲むことをオススメします。特に夏は暑いからと言って冷たい飲み物ばかり飲んで身体が冷えている方が非常に多いです。身体が冷えれば循環が悪くなり、緊張型頭痛が誘発されることも増えてしまいます。
水分量は
男性 2.5ℓ~3ℓ
女性 1.5ℓ~2.5ℓ
を目安にこまめに摂取してください。
まとめ
今日は緊張型頭痛についてお話しさせて頂きました。ぜひ自分で出来る生活習慣の改善を試してみてください。では今日のポイントのまとめです。
・緊張型頭痛は鈍痛が続く。
・身体的ストレスと精神的ストレスが誘因。 ・日常生活の改善が必要。 ・信頼出来る専門家に相談しましょう。 |
最後に、本日も当店のブログを最後までご覧いただきありがとうございました。もしあなたが水戸で緊張型頭痛の信頼出来る専門家をお探しでしたら下記のリンクをクリックしてください、頭痛について詳しくお話ししているページになります。
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