皆さんは、普段の買い物などで
塩をどのように選んでますか??
「どうやって選んでいいかわからない」
「塩で何が違うかわからない」
ということ方は、
ぜひ今回の内容を参考にしてみてください!
こんにちは!
整体CURAの松尾です。
以前、塩分と健康の関係性について
ご紹介しました。
↓その記事はこちら↓
今回は、天然塩と精製塩の見分け方
についてご紹介していきます。
塩は塩でも、作り方によって
成分が変わってしまいます。
ミネラルやにがり成分があるかないか、
という成分の違いです。
基本的には、
天然塩にはミネラルやにがり成分が含まれており、
精製塩には含まれていません。
精製塩の中にも、ミネラルやにがり成分を
化学的に添加しているものもありますが、
あくまで後付けですのでご注意ください!
この違いが健康にいい塩と
そうでない塩の差になりますので
今日の記事を読んでいただき
今後の参考にしてみてください。
天然塩と精製塩とは?
見分け方をご説明する前に
天然塩と精製塩とはいったい何なのか
ご説明します。
精製塩とは言葉の通り
人間の手で精製された塩のことです。
不要物をできるだけ取り除き、
ナトリウムの割合を高めるように
精製されたものです。
つまり、ナトリウムの割合を高めるために
ミネラルやにがり成分を
ほとんど取り除いてしまっているのです。
ミネラルは体の機能を保つために
必要不可欠なものですので、
そこをカットしている精製塩より
カットしていない天然塩のほうが
健康的にはよいものです。
現在、日本の塩の90%は精製塩と言われています。
なぜこんなに精製塩が増えたのでしょう??
高度経済成長で工業化が進む中で、
塩づくりも効率的な生産が求められるようになりました。
研究が進み、イオン膜交換法という
海水から電気を利用して
塩化ナトリウムを取り出す技術が
開発されました。
この画期的な技術により、
天候に左右されることなく
安定した生産と供給が可能となり
精製塩の普及が進むこととなりました。
それが精製塩が増えた理由なのです。
確かに経済成長には重要だったかもしれません。
ですが、健康の観点から言うと、
できれば精製塩は避けたいですね。。。
では具体的な見分け方をご紹介します。
天然塩と精製塩の見分け方
現在、天然塩や自然塩という表記は
認められていないので、
パッと見では判断しにくいです。
ですので購入の際は、
裏側に記されている製造方法や
成分表示をみて判断してください!
精製塩かどうかわかればいい話ですので、
以下に精製塩の場合の表記を
紹介していきます。
・見分け方
①まずは製造方法の表記から。
イオン膜
立釜
乾燥
溶解
という言葉が製造方法に記されているものは
精製塩です。
この4つのキーワードを
チェックしてみてください。
②次に成分表示の表記の場合。
ナトリウムはもちろん含まれていますが、
マグネシウム
カリウム
カルシウム
が含まれているかどうか、
しっかりチェックしてください。
また、原材料の中に
塩という単語以外の言葉が出てきた場合、
成分を添加している塩になります。(再製塩)
精製塩よりはまだ体に優しいですが、
天然塩とは違うのでご注意ください。
③最後は塩化ナトリウムの割合です。
精製塩の場合、
成分の90パーセント以上は塩化ナトリウムです。
ですので塩化ナトリウムが全体の90%以上のものは
避けるべきなのです。
ですが、ナトリウムの量は表記されていても
塩化ナトリウムの量は表記されてない場合もあります。
その場合は、ナトリウムの量に2.54をかけると
塩化ナトリウムの量になるので、
計算してみてください。
(例)
100g中、ナトリウム37.5gの場合
37.5g × 2.54 = 95.25g
100g中、塩化ナトリウム95.25g
ということになります。
上記が精製塩かどうか見分ける方法になります。
なんとなく理解していただけましたか??
まとめ
今回は、精製塩と天然塩の見分け方について
ご紹介していきました。
①製造方法
イオン膜
立釜
乾燥
溶解
という単語に注意する。
②成分表示
マグネシウム
カリウム
カルシウム
の含有量をチェックする。
③塩化ナトリウムの割合
全体の塩化ナトリウムの割合が90%より
多いか少ないかをチェックする。
ナトリウムから塩化ナトリウムの量を計算するには
ナトリウムの量に、2.54をかける。
というのが今回の内容です。
スーパーなどには精製塩しかない場合も多いので、
通販で購入も検討されてもいいと思います。
では今回は以上になります。
またお会いしましょう!
お電話ありがとうございます、
水戸の整体 整体CURAでございます。