こんにちは。
整体CURAの松尾です。
皆さんは、「油」と聞くとどんなイメージを持ちますか?
当院に来られる方に聞いてみると、
「油は血液を汚しそう」
「ダイエットの敵です」
など、あまりいいイメージを持たれていない方が
多いということに気が付きました。
皆さんも同じようなイメージがあるかもしれませんね。
今回は、油が体内でどのような働きをしているのか、
についてご紹介していこうと思います。
働きを知っていただけると、
油の重要性に気付いていただけて
過度に油を減らすということを避けて、
より体が楽になりやすいですよ!
ちなみにダイエットにも油は必要ですので、
気になる方はぜひ読んでみてください。
油の体内での働き
では、油は体内で
どのような働きをしているのでしょうか?
それによってどのようなメリットが得られるのでしょうか?
1、効率の良いエネルギーとなる。
油というのは、家庭科で習った脂質と同じです。
脂質というのは、糖質やたんぱく質に比べて
効率的にエネルギーを生み出すことができます。
脂質を摂取しているとエネルギーが不足せずに
細胞たちが元気に働いてくれるので、
免疫力UPしたり、疲労回復もしやすくなります。
ただ、使われなかった分は中性脂肪として
脂肪細胞に貯蔵されてしまいます。
これがダイエットの敵といわれる理由ですね。
油は健康やダイエットに重要ですが、
取りすぎはよくないです。
どんなものでも適量が一番です!
2、細胞膜の原料となる。
人間の体は37兆個の細胞でできています。
以前までは60兆個といわれていましたが、
最近改めて細かく分析したらしく
37兆個という数字に変わりました(笑)
1つ1つの細胞には膜があり、
その原料は脂質から作られています。
油から膜ができているということは、
水をはじくというのは想像できますか??
その働きのおかげで、余分な水分が
出たり入ったりするのを調整して、
細胞が常に潤った状態にしてくれるのです!
つまり、1日2ℓの水を頑張って飲んでも
脂質がなければ、細胞は潤わない
ということになってしまいます。
3、血液やホルモンの原料になる。
特に女性ホルモンにおいて
脂質が不足するのはかなり危険です。
ダイエットで生理不順になったり、生理が止まってしまった
という場合は、脂質不足かもしれません。
4、皮膚や髪の保湿
人間は、皮脂膜というのを皮膚の上に分泌し
乾燥しないようにしています。
先ほど、細胞膜の時にご説明したのと同じで、
余分な水分が出ていかないようにしています。
自然の保湿クリームといったところですね。
これが足りないと肌や髪が
どんどん乾燥していってしまいます。
ほかにも、ビタミンの吸収を助けたり
脳や神経などの機能を保ったり
細かい働きはたくさんあります。
※子どもの成長期において、
脂質は脳や神経、栄養素にかかわるので
極端なカットは絶対にやめてあげてください。
上記が主な脂質の働きと
摂取することで得られるメリットになります。
確かに油(脂質)というのは
摂取しすぎると脂肪になったり良くないことがあります。
ですが、極端にカットするべきものではありません。
脂質も重要な栄養素ですので、
少しイメージを変えてみてくださいね♪
まとめ
今回は、油の働きについてご紹介してきました。
油の働きとしては、
1、効率の良いエネルギー源となる。
2、細胞膜の原料となり、
細胞の水分量を調節してくれる。
3、血液やホルモン(特に女性ホルモン)の原料になる。
4、皮膚や髪の保湿をしてくれる。
その他、ビタミンの吸収を助けたり
脳や神経などの機能を保つ。
というのが今回ご紹介した
油(脂質)の体内で必要な理由です。
油の重要性を知って、
健康的な食生活にしていきましょう♪
次回は油の種類や使い方についてご紹介していきます。
お電話ありがとうございます、
水戸の整体 整体CURAでございます。