こんにちは。
水戸の整体で人気の整体CURAです。
みなさんは寝つきが悪い、夜中に目を覚ましてしまう、夜遅く寝ても早く起きてしまう、深く眠っている感じがしないなど不眠の症状でお困りではありませんか?
不眠の原因は人によって様々ですが、主に下記のようなものなどがあります。
- 心理的な問題
- 身体的な問題
- 精神的な問題
- 薬理学的な問題
- 生理学的な問題
心理的な問題
心理的な問題としては、何かしらのストレスによって起こってしまいます。
身体的な問題
身体的な問題としては、からだに対する怪我や病気など症状が原因となって起こってしまいます。
精神的な問題
精神的な問題としては、精神や神経の病気が原因となって起こってしまいます。
特に多いのが、不安や抑うつです。
薬理的な問題
薬理的な問題としては、副作用のある薬の内服やアルコール、ニコチン、カフェインなどが原因で起こってしまいます。
生理学的な問題
生理学的な問題としては、時差ボケや仕事などでの昼夜逆転などが原因で起こってしまいます。
上記のように不眠の原因は様々ですが、今回は原因の1つでもあるむずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)について説明します。
むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)とは?
むずむず脚症候群(正式名称はレストレスレッグス症候群)は下肢静止不能症候群と呼ばれる神経疾患です。
脚に不快感が生じてしまうため、常に落ち着かなかったり、動かしていないといられなくなったりといった状態になります。
不快感を寝ている時にも生じているので、不眠の原因にもなってきます。
むずむず脚症候群は、皮膚ではなく内部で異常な感覚が起こっている状態です。
夕方から夜にかけて不快感を生じることが特徴とされていますが、昼間にも起こることもあります。
じっとしている時に不快感が起こる時もあります。
むずむず脚症候群を初めて聞いた方もいるかと思いますが、治療が必要な人は約200万人いると言われています。
40代以降の中高年に多いとされており、女性よりも男性のほうが1.5倍多いと言われています。
むずむず脚症候群の原因とは?
むずむず脚症候群の原因は、一次性と二次性が考えられています。
一次性
一次性は特発性で、主に原因が分かっていません。
はっきりとした原因は解明されていませんが、主に3つ考えられています。
- ドーパミンの機能障害
- 鉄欠乏
- 遺伝的要素
ドーパミンの機能障害
ドーパミンとは神経伝達物質で、アドレナリンとノルアドレナリンの前駆体です。
快感や多幸感を得たり、運動調節に関係しているなどの機能を担っている脳内ホルモンです。
このドーパミンが作動する経路に何かしらの問題が起こってしまい、むずむず脚症候群が起こってしまうと考えられています。
鉄欠乏
鉄分は脳内のドーパミンを作り出す際に必要な成分です。
鉄分が不足することによって、ドーパミンがうまく作れなくなることでむずむず脚症候群が起こってしまうと考えられています。
遺伝的要素
特発性の場合、家族に同じような症状の人がいる確率が約60%と言われています。
そのため、遺伝的な要素によってむずむず脚症候群が起こってしまうと考えられています。
二次性
二次性は何かしらの病気などが原因で起こってしまいます。
鉄欠乏性貧血や慢性腎不全で透析をしている方に多くみられます。
また、関節リウマチやパーキンソン病、多発神経炎なども関係しています。
ビタミンBや葉酸の欠乏、妊娠中にも起こってしまう可能性もあります。
薬理的な問題で起こってしまう可能性もありますので、抗精神病薬、抗うつ薬、ニコチン、アルコール、カフェインなどにも注意が必要です。
むずむず脚症候群の治療法は?
むずむず脚症候群の治療法としては、非薬物療法と薬物療法などがあります。
非薬物療法
主に下記のようなことを行います。
- むずむず脚症候群の原因と考えられている薬を中止する
- むずむず脚症候群の症状を悪化させる可能性があるニコチンやアルコールなどの摂取を控えるように指導する
- 良い睡眠ができるように指導する
- 食事面や運動面など日常生活の改善を指導する
薬物療法
主に下記のような薬剤を使用します。
- 鉄剤の投与(鉄欠乏の場合)
- ドーパミン作動薬の内服
- 抗てんかん薬の内服
- 不眠の対処法として睡眠導入剤の内服
- 非薬物療法と同じで日常生活の改善を指導する
むずむず脚症候群でも肩こりや腰痛などの症状でも、日常生活の改善がとても重要になってきます。
一次性の特発的な場合でなければ、日常生活の乱れを改善することで、様々な疾患や症状が予防できます。
日常生活の乱れがどんどんからだへの負担となってきてしまうので注意が必要です。
むずむず脚症候群の予防法はあるの?
むずむず脚症候群の予防法としては、下記のようなものがあります。
- 鉄分や葉酸、ビタミンB12を摂取する
- ニコチンやアルコール、カフェインを控える
- 症状が起こりにくいと言われていることをする
鉄分や葉酸、ビタミンB12を摂取する
鉄分や葉酸、ビタミンB12などはドーパミンとの関係性があるため、不足しないようにすることが必要です。
鉄分はドーパミンが作られるときに必要となってくるものであり、葉酸やビタミンB12はドーパミンの発生や神経伝達に影響してきます。
これらをサプリメントで摂取することもありかと思いますが、できれば食べ物で摂取できるように心がけてみてください。
鉄分は主に、レバー、イワシ、煮干、納豆などに多く含まれています。
葉酸は主に、レバー、ほうれん草、モロヘイヤ、いちご、マンゴーなどに多く含まれています。
ビタミンB12は主に、しじみなどの貝類、イワシなどの青魚に多く含まれています。
これらだけに偏らないように、他の栄養素とバランスよく摂取できるようにしましょう。
ニコチンやアルコール、カフェインの摂取を控える
ニコチンやアルコール、カフェインは、むずむず脚症候群の原因にもなると考えられています。
普段多めにニコチンやアルコール、カフェインを摂取している場合は、少しでも控えめにしていくことが予防につながってきます。
また、夕方や夜にかけて症状が起こりやすいと言われているので、夕方以降の摂取を控えると効果的かもしれません。
症状が起こりにくいと言われていることをする
すでに症状が起こっている場合は、適度な運動や睡眠時間の確保など症状が起こりにくい環境にしていくことが大切です。
ウォーキングや軽めのジョギング、ストレッチなどは効果的と言われています。
また、むずむず脚症候群は不眠の原因でもあるので、睡眠時間をしっかりと確保することを心がけましょう。
まとめ
今回は、不眠の原因の1つでもあるむずむず脚症候群について説明しました。
不眠になってしまうと、仕事や家事・育児などで蓄積された疲労が完全に抜けきらなくなり、様々な症状が起こりやすい環境になってしまいます。
むずむず脚症候群の予防法でも、食事や睡眠、運動に気をつけると効果的と言われていますが、この3つは他の症状の予防にも効果的です。
まずは、今の生活を見直して少しずつ改善していくことが良いかもしれません。
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