つらい症状を改善させるために必要なこと

こんにちは！
水戸市の整体院、整体CURAです！

突然ですが、つらい症状でお悩みな方に質問です！
つらい症状を改善させるための根本的な問題点とは何かわかりますか？

整体は骨格や筋肉のバランスを整えることを目的とした手技療法になりますが、根本的な症状を改善させるために一番整えなければならない重要な部分があります。整体はその根本的な改善を行うための補正工事みたいなもので、根本改善の手助けを行う手段でしかありません。では、根本的な改善を行うために最も重要なこととは何か？本記事ではそれらを詳しく解説していきたいと思います。

それはずばり、自然治癒力を向上させることです。

自然治癒力とは、身体が自身で健康を維持し、病気や怪我から回復するための内在的な力を指します。

これは、生物が持つ自己修復機能や免疫システムの働きに基づいています。

自然治癒力は、特定の治療や薬物に頼らず、体内の自己調整メカニズムによって健康を回復・維持する力です。

この自然治癒力が低下すると、再生力、免疫力が低下し様々な症状が発生する原因となります。さらに、その状態が慢性化すると、病気の発症などに繋がります。

病原体の排除：免疫システムは体内に侵入した細菌やウイルスを検出し、排除します。

自己修復：怪我や病気からの回復を助けるため、損傷した組織や細胞を修復します。

内部環境の安定：体温、血糖値、酸素濃度などの体内環境を一定に保つ働きです。これにより、体が外部環境の変化に適応しやすくなります。

細胞の新陳代謝：古い細胞が新しい細胞に置き換わることで、組織の健康と機能が維持されます。

エネルギー供給：食物から摂取した栄養素をエネルギーに変換し、体の機能をサポートします。

老廃物の排出：代謝によって生じた老廃物を体外に排出します。

栄養豊富な食事を摂ることで、体内の各種機能が正常に働き、免疫力が向上します。

良質な睡眠は、体と脳の回復を促進し、自然治癒力をサポートします。

適度な運動は血液循環を促進し、体全体の健康を維持するために重要です。

瞑想、深呼吸、ヨガなどのリラクゼーション法を取り入れることで、ストレスを軽減し、体の自然治癒力を高めることができます。

十分な水分補給は、体内の代謝を促進し、老廃物の排出を助けます。

自然環境での活動は、精神的なリフレッシュを促し、ストレスを軽減する効果があります。

自然治癒力は、身体が本来持つ自己修復機能と免疫システムによって支えられています。これを高めるためには、健康的なライフスタイルの維持、バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動、ストレス管理などが重要です。自然治癒力を最大限に引き出すことで、病気や怪我からの回復が早まり、全体的な健康状態が向上します。

それはATP （アデノシン三リン酸、Adenosine Triphosphate）です。

ATP（アデノシン三リン酸、Adenosine Triphosphate）は、生物の細胞内でエネルギーの供給源として機能する分子です。ATPは、エネルギーの通貨とも呼ばれ、生物のあらゆる生命活動において重要な役割を果たしています。

ATPは、以下の3つの成分から構成されています。

1. アデニン：窒素を含む塩基。
2. リボース：五炭糖。
3. 三つのリン酸基：高エネルギーリン酸結合で結ばれた三つのリン酸基。

化学反応の駆動：ATPは、細胞内の化学反応を進行させるために必要なエネルギーを提供します。

運動：筋肉の収縮や細胞の運動をサポートします。

輸送：細胞膜を通過する物質の能動輸送を助けます。

合成（リン酸化）：ATPは、ADP（アデノシン二リン酸）に無機リン酸（Pi）を結合させることで合成されます。このプロセスにはエネルギーが必要です。

分解（加水分解）：ATPが分解されてADPと無機リン酸になる際に、エネルギーが放出されます。このエネルギーが生物の様々な活動に利用されます。

ATPは、以下の主要な代謝経路で生成されます。

1. 解糖系：グルコースからピルビン酸への変換過程でATPが生成されます。これは酸素を必要としない（嫌気的）過程です。
2. クエン酸回路（TCA回路、クレブス回路）：ミトコンドリア内で行われる有酸素呼吸の一部で、ピルビン酸が完全に酸化されて二酸化炭素と水に分解される過程でATPが生成されます。
3. 電子伝達系と酸化的リン酸化：ミトコンドリア内の内膜で行われ、電子伝達系の活動により大量のATPが生成されます。これは酸素を必要とする（好気的）過程です。

ATP生産は、酸素を必要としない解糖系と酸素を必要とするクエン酸回路と電子伝達系で生成され、主に有酸素の電子伝達系でATPが生成される。

ATPは、細胞のエネルギー需要を満たすために不可欠な分子です。以下に、その重要性をさらに詳述します。

細胞呼吸：ATPは、細胞呼吸の過程で生成される主要なエネルギー分子であり、グルコースや脂肪酸の代謝によって供給されます。

代謝活動：ATPは、細胞内の多くの化学反応を推進するために必要なエネルギーを提供します。これには、タンパク質合成、DNA複製、細胞分裂などが含まれます。

運動：ATPは筋肉の収縮に直接関与しており、アクチンとミオシンというタンパク質の相互作用を駆動します。筋肉細胞内のATPが消費されることで、筋肉の収縮と弛緩が可能になります。

シナプス：神経細胞間の信号伝達において、ATPはシナプス前細胞からシナプス後細胞への神経伝達物質の放出をエネルギー的に支援します。

能動輸送：細胞膜を越えて物質を移動させるためにATPが使用されます。例えば、ナトリウムポンプ（Na+/K+-ATPase）はATPを消費してナトリウムイオンとカリウムイオンを細胞膜を通じて輸送します。

シグナル伝達：ATPは、細胞内外のシグナル伝達経路の活性化に重要です。例えば、Gタンパク質共役受容体（GPCR）の活性化にはATP由来のサイクルAMP（cAMP）が関与します。

遺伝子発現：ATPはRNAおよびDNAの合成に必要なエネルギーを供給します。

クレアチンリン酸経路：筋肉細胞では、クレアチンリン酸から迅速にATPが再生成され、短期間の高強度運動に対応します。

グリコーゲン代謝：グリコーゲンが分解される過程で生成されるグルコースからATPが産生されます。

ATPは、細胞の生理機能や代謝活動を支える基本的なエネルギー源であり、生命活動のあらゆる側面において不可欠な役割を果たしています。そのため、ATPの供給と利用のバランスを維持することが、健康と生理機能の維持にとって極めて重要です。

ATP生産には、

• 酸素（肺から）
• 食べ物などを消化吸収した栄養素（主に小腸で吸収）から作られます。

栄養素の観点からは、食事改善は栄養のバランスよりも腸内環境を整える事が重要視されます。

• ①栄養（酸素と栄養素）が良い状態
• ②栄養の循環が良い状態

栄養と栄養の循環が低下すると、ATPが生産されなくなり、細胞の死滅、ホメオスタシス・自然治癒力の低下の原因になります。

血液、リンパ液、組織液、その他（脳脊髄液・体腔液など）があり、心肺機能（動脈系）と筋ポンプ作用（静脈・リンパ系）が主な経路です。

栄養の循環を良くするには、一番は運動が良いです。しかし、運動は体に負荷がかかるため適度な運動が望ましい。

他には、整体、入浴などによる外的刺激が循環を促進させてくれます。

ATPを生産する過程でミトコンドリア内では酸素の0.1～2%が活性酸素に変わります。

活性酸素はミトコンドリアも損傷させ、ATP生産量の減少や、より活性酸素が産生され『悪循環』ともなります。

活性酸素とは、酸素分子が不対電子を持つことで非常に反応性が高くなったものを指します。

これらは私たちの身体を壊す力を持っており、体内でさまざまな生化学反応において生成され、種類は次のようなものがあります。

1. スーパーオキシドアニオン (O₂⁻)：酸素分子が一電子還元されて生成される。
2. 過酸化水素 (H₂O₂)：スーパーオキシドアニオンがさらに反応して生成される。
3. ヒドロキシラジカル (OH·)：過酸化水素がさらに分解して生成される。
4. 一重項酸素 (¹O₂)：エネルギー状態が高い酸素分子。

通常、活性酸素は免疫システムの一部として働き、病原菌を攻撃し、細胞シグナリングに重要な役割を果たします。

しかし、過剰に生成されると、健康に深刻な影響を与えることがあります。

免疫機能：白血球が病原菌を攻撃する際に活性酸素を利用して、細菌やウイルスを破壊します。

細胞シグナリング：細胞間のシグナル伝達において重要な役割を果たすことがあります。

酸化ストレス：過剰な活性酸素は細胞膜、タンパク質、DNAなどの重要な分子を酸化し、細胞損傷やアポトーシス（プログラム細胞死）を引き起こします。

老化の促進：長期的な酸化ストレスは細胞の老化を加速し、シワやシミなどの肌老化を引き起こします。

病気の原因：癌、心血管疾患、糖尿病、神経変性疾患（アルツハイマー病、パーキンソン病）など、多くの病気に関連しています。

抗酸化物質の摂取：ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール、カロテノイドなどの抗酸化物質を含む食品を摂取することで、活性酸素の有害な影響を軽減することができます。

健康的な生活習慣：適度な運動、十分な睡眠、ストレス管理などにより、活性酸素の生成を抑えることができます。

活性酸素は生体にとって重要な役割を果たす一方で、そのバランスが崩れると健康に悪影響を及ぼすため、適切な管理が必要です。

• 不摂生な生活習慣：不健康な食事や不規則な生活習慣が活性酸素の生成を促進します。
• 過剰な運動：激しい運動は酸素の消費を増加させ、その結果として活性酸素の生成が増えることがあります。
• 電磁波：電子機器から放出される電磁波が活性酸素の生成に寄与することが示唆されています。
• ストレス：精神的なストレスは体内の活性酸素の生成を増加させます。
• アルコール：過剰なアルコール摂取は肝臓に負担をかけ、活性酸素を増加させます。
• 紫外線：日光に含まれる紫外線は皮膚細胞にダメージを与え、活性酸素の生成を促進します。
• 食品添加物：一部の食品添加物は体内で活性酸素の生成を促すことがあります。これらの要因が相互に作用し、体内で活性酸素が増加すると、細胞やDNAにダメージを与え、老化や病気の原因となることがあります。

活性酸素（Reactive Oxygen Species, ROS）は、体内で過剰に生成されると細胞や組織に損傷を与えることがあります。これらにはスーパーオキシドアニオン（O₂⁻）、ヒドロキシルラジカル（·OH）、過酸化水素（H₂O₂）などが含まれます。水素（H₂）は、これらの有害な活性酸素を選択的に除去することで注目されています。以下に、水素が活性酸素を除去するメカニズムについて詳しく説明します。

ヒドロキシルラジカルは非常に反応性が高く、細胞成分と反応してダメージを与えます。水素はヒドロキシルラジカルと反応して、無害な水（H₂O）を生成します。この反応は次のように表されます。

• H₂ ＋ ·OH → H₂O ＋ H

この過程で、水素はヒドロキシルラジカルを中和し、酸化ストレスを低減します。

過酸化水素自体は比較的安定ですが、細胞内で他の物質と反応してヒドロキシルラジカルを生成するため、間接的に有害です。水素は、過酸化水素を水と酸素に還元する反応にも寄与します。

• H₂ ＋ H₂O₂ → 2H₂O

水素の優れた点は、その選択性です。体内には活性酸素だけでなく、正常な細胞機能に必要な活性酸素種（例：一酸化窒素（NO）、過酸化物イオン（O₂⁻））も存在します。水素はこれらの有益な活性酸素種とは反応せず、有害なヒドロキシルラジカルや過酸化水素に対してのみ選択的に反応するため、細胞の正常な機能を妨げずに酸化ストレスを緩和できます。

水素は、選択的に有害な活性酸素を除去することで、酸化ストレスを軽減し、様々な健康効果をもたらします。これにより、炎症、老化、神経変性疾患などのリスクを低減する可能性があります。水素の摂取方法や臨床効果については、今後の研究でさらなる理解が深まることが期待されます。

水素を体内に取り入れる方法としては、水素風呂（皮膚からの吸収）と水素ガスの吸引（鼻からの吸入）の二つがよく知られています。それぞれの方法の効果については、以下の点が考えられます。

• リラックス効果：入浴自体がリラックスを促し、ストレス解消に役立つ。
• 肌の保湿効果：水素水が肌の保湿や美肌効果をもたらすとされる。
• 局所的な効果：皮膚表面の炎症や痛みの緩和。

• 吸収効率の問題：皮膚からの水素吸収は限られており、全身への広範な効果は期待しにくい。
• 科学的根拠の不足：皮膚吸収による明確な健康効果についてのエビデンスが少ない。

• 吸収効率が高い：呼吸器から直接血液中に吸収されるため、全身に水素が行き渡りやすい。
• 即効性：吸引による効果は比較的早く現れる可能性がある。
• 科学的研究：動物実験や一部の人間の臨床試験で、水素吸引が抗酸化作用や抗炎症作用を持つことが示されている。

• 継続的な使用が必要：効果を維持するためには、継続的な吸引が必要とされることが多い。
• 機器の必要性：水素ガス吸引には専用の機器やカニューレが必要で、手軽に行えない場合がある。

現時点では、水素ガスの吸引の方が効果的であるという意見が多いです。これは、吸収効率の高さや、吸引による全身への効果が期待できるためです。一方、水素風呂はリラクゼーションや局所的な効果が期待できるため、目的や個人の好みによって選ぶと良いでしょう。

ただし、どちらの方法も個人差があり、効果が明確に証明されているわけではないため、自分に合った方法を見つけるために、実際に試してみることが重要です。また、持病がある場合や医療機関からの指示がある場合は、事前に医師に相談することをおすすめします。

水素吸引は、分子状水素（H₂）を吸入することで健康効果を期待する療法です。

水素は強力な抗酸化物質であり、その吸入によりさまざまな生理的な利益が得られるとされています。以下に水素吸引の主な効果を詳しく説明します。

【概要】

水素は選択的に悪玉活性酸素（ヒドロキシルラジカルなど）を中和する能力があります。

【効果】

活性酸素が過剰に生成されると細胞や組織が損傷を受け、老化や病気の原因となります。

水素吸引はこのような損傷を防ぎ、細胞の健康を維持するのに役立ちます。

【概要】

水素は炎症性サイトカインの産生を抑制することで炎症反応を軽減します。

【効果】

慢性的な炎症は多くの病気の原因となります。

水素吸引は炎症を抑え、慢性疾患の予防や症状の緩和に貢献します。

【概要】

水素は脳の神経細胞を保護し、神経損傷の進行を抑制する可能性があります。

【効果】

神経変性疾患（アルツハイマー病やパーキンソン病など）の予防や症状の軽減、脳卒中後の回復促進に役立つとされています。

【概要】

水素吸引は筋肉や全身の酸化ストレスを減少させるため、疲労回復を促進します。

【効果】

運動後の疲労回復や慢性疲労症候群の症状緩和に効果があると報告されています。

【概要】

水素はアレルギー反応を引き起こす物質の作用を抑えることで、アレルギー症状を軽減します。

【効果】

花粉症や喘息などのアレルギー症状の緩和が期待できます。

【概要】

水素の抗酸化作用により、皮膚細胞の酸化ストレスを軽減し、コラーゲンの生成を助けます。

【効果】

肌の老化を防ぎ、シミやシワの改善、肌のハリとツヤの向上に寄与します。

【概要】

水素吸引は代謝を促進し、エネルギーの産生を助けるとされています。

【効果】

体重管理や糖尿病などの代謝性疾患の予防と管理に役立ちます。

【疲労物質となる主な原因】

• 寝不足
• ストレス
• 暴飲暴食
• 水分不足
• アルコール（抗利尿作用・肝臓負担）
• 運動不足
• スマホ・パソコンの使い過ぎ
• 呼吸が浅い
• オール電化（電磁波）
• 紫外線
• 食品添加物
• 薬の服用 etc…

内臓に負担がかかることにより、

• 腹圧が上がる
• 腹圧を下げるために身体が屈曲していく

身体の内部環境を正常に保つための補正システムが働き、重力に対してバランスを取るために身体が歪む。

身体が歪むことにより、

• 呼吸がしづらくなり、肺からの栄養（酸素）が低下
• 循環経路が歪み、腸からの栄養が流れにくくなる

肺からの栄養（酸素）と腸からの栄養が細胞に行き渡りにくくなり、ATP生産力が低下する。

ATP生産力の低下により、本来働くはずの自然治癒力が正常に働かなくなり、回復ができない。

• 筋肉の硬直状態を継続したまま生活することにより損傷し癒着を起こす
• 負荷が増え、バランスをとるために別の箇所にも歪みを発生させる

  ※骨格、年齢、性別、生活によって問題が発生する箇所は様々

以上の内容を踏まえ、つらい症状を根本から改善するためには、自然治癒力を高めることが重要であり、そのためにはATPの生成をサポートする酸素と栄養素の供給などが必要不可欠です。

また、より自然治癒力を高めるためには水素なども一緒にご活用する事で根本的改善に大きく効果を発揮してくれます。

整体CURAでは、これらの知識を基に、お客様一人ひとりの状態に合わせた最適な施術を提供し、自然治癒力を最大限に引き出すサポートを行っています。健康な身体を取り戻すための第一歩として、ぜひ当院にご相談ください。あなたの健康を全力でサポートいたします。