タンパク質の重要性

こんにちは!

水戸市の整体院、整体CURAです。

当院は、つらい様々な症状の根本改善を行う整体院です。

 

根本改善を行っていく上で、お客様の普段の食生活というのも非常に重要な要素になります。

 

現在の日本質的栄養失調状態になっていることが多いことをまず認識する必要があります。

 

そもそも今の時代で栄養失調は起こる事なのか?

 

3食ご飯を食べ、間食もしているから栄養不足など起きないのではないかと感じると思いますが、現在の日本では前記した通り「質的栄養失調」が起きていることが多いです。

 

そこで本日は、身体を作るのに重要なタンパク質について詳しく解説していきたいと思います。

タンパク質について

簡単にいうとタンパク質は身体を作るのに欠かせない栄養素になります。

 

皮膚、髪の毛、爪、筋肉、血管、内臓など人間の身体のほとんどの器官がタンパク質で出来ています。

それだけではなく、タンパク質は血中で栄養素を運んだり体内の化学反応を仲介する役割まで担っています。

人間の身体の約60%は水分20%はタンパク質で出来ていると言われています。

食事などで摂取したタンパク質は体内では筋肉や骨などで分解と合成が常に繰り返され代謝されています。

肝臓では約 14 日、筋肉では約 180 日で約半分が入れ替わっています。

簡単に解釈すると、タンパク質の貯蔵は穴の空いた容器で行われているというイメージです。

タンパク質は体内に蓄えることが難しい栄養素なので毎日必要量を摂取する必要があります。

 

現在の日本人は、約9割タンパク質不足だと言われています。

タンパク質の必要量

体重×1gがタンパク質の必要量となります。

 

ただし、成長期や運動をしている人病気からの回復には、

体重×1.5〜2g

 

が必要とされています。

食べ物から摂取できるタンパク質量

肉類

・鶏胸肉(皮なし、調理後):100gあたり約31g

・牛肉(赤身、調理後):100gあたり約26g

・豚肉(赤身、調理後):100gあたり約22g

魚介類

・サーモン(調理後):100gあたり約25g

・ツナ(缶詰、水煮):100gあたり約23g

・エビ(調理後):100gあたり約20g

乳製品

・牛乳:200mlあたり約7g

・ヨーグルト(プレーン):100gあたり約10g

・チーズ(チェダー):100gあたり約25g

・卵(全卵):1個(約50g)あたり約6g

植物性食品

・豆腐(木綿):100gあたり約8g

・納豆:1パック(約50g)あたり約7g

・レンズ豆(乾燥状態):100gあたり約25g

ナッツ類

・アーモンド:100gあたり約21g

・ピーナッツ:100gあたり約25g

穀類

・キヌア(調理後):100gあたり約4g

・玄米(調理後):100gあたり約2.6g

 

これらの食品をバランスよく摂取することで、必要なタンパク質を効率よく補給することができます。

動物性タンパク質と植物性タンパク質の違い

動物性タンパク質

アミノ酸組成:

動物性タンパク質は必須アミノ酸のバランスが良く高品質なタンパク質源とされる。

 

消化吸収率:

動物性タンパク質は、消化吸収率が高い

植物性タンパク質

アミノ酸組成:

植物性タンパク質は、動物性タンパク質に比べて必須アミノ酸のバランスが劣ることがある。

ただし、例えば豆類穀類を組み合わせることで、必須アミノ酸のバランスを補うことができる。

 

消化吸収率:

一般的に、植物性タンパク質は動物性タンパク質に比べて消化吸収率がやや低い。

腸内環境への影響

動物性タンパク質

プロテアーゼによる分解:

主に胃と小腸で消化され、腸内細菌による発酵は少ない。

 

ガスの発生:

腸内での発酵が少なく、ガスの発生は少ない。

植物性タンパク質

消化過程:

食物繊維とともに摂取されることが多く、消化が遅れることがあります。

 

ガスの発生:

腸内細菌による発酵が多く水素メタンなどのガスが生成されやすい。

まとめ

タンパク質は人間の身体のあらゆる部分を構成する不可欠な栄養素であり、身体の細胞タンパク質から作られています。

また、血中での栄養素の運搬や体内の化学反応の仲介といった重要な役割も担っています。

体重の約20%がタンパク質であり、これを維持するためには食事からの摂取が欠かせません。

 

タンパク質の必要量は、一般的には体重×1gですが、成長期運動をしている人病気からの回復期には体重×1.5〜2gが推奨されています。

 

動物性タンパク質消化吸収率が高く必須アミノ酸のバランスが良い一方、

 

植物性タンパク質消化吸収率がやや低く必須アミノ酸のバランスに注意が必要です。

しかし、豆類穀類を組み合わせることでそのバランスを補えます。

 

腸内環境への影響も異なり、動物性タンパク質消化が良くガスの発生が少ないのに対し、植物性タンパク質消化が遅れ腸内細菌による発酵でガスが生成されやすい傾向があります。

 

これらの点を考慮しながら、バランスの取れた食事を心がけ健康的な身体作りを意識してみてください。

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