偏頭痛は薬では治らない!?

こんばんは。

 

 

水戸で頭痛の改善で人気の整体CURAです。

 

 

頭痛でも、特に偏頭痛でお困りではありませんか?

 

 

偏頭痛は男性よりも女性の方が多く、特に20代~40代の女性に多いそうです。

片頭痛は女性に多い

 

 

今日は偏頭痛とはどういう症状なのかを説明したいと思います。

 

 

偏頭痛とは?

片頭痛とは?

 

偏頭痛には頭部の血管が拡張することによって起こる説と、三叉神経が関与して起こる説があります。

 

 

まずは、頭部の血管が拡張することによって頭痛が起こると考える説です。

 

 

血小板からのセロトニン(血管を収縮させる作用を持つ)が放出されるため一旦脳の血管が収縮します。

 

 

その後、時間の経過とともにセロトニンが分解されていき減少することによって一度収縮した血管が逆に拡張するために頭痛が起こるというものです。

 

 

次に、脳神経の中で最も大きい三叉神経(顔面周辺の感覚をつかさどる)が関与しているという説です。

 

 

何らかの刺激によって三叉神経が刺激されることにより、三叉神経の末端から血管を拡張させる作用をもつ様々な神経伝達物質が分泌されます。

 

 

それらの働きで拡張した血管や、それによって発生した炎症が神経を刺激して痛みが起こるというものです。

 

 

ズキンズキンと脈打つような痛みが起こる偏頭痛は、頭の中で血管が拡がり、拍動に合わせて周囲の神経に刺激が伝わることにより起こります。
何らかの原因で脳の太い血管が拡張すると、その周囲を取り巻いている頭の中で一番大きな神経の三叉神経が圧迫され、刺激を受けます。

 

 

刺激を受けた三叉神経から、神経ペプチドとよばれる痛みの原因となる物質が放出され、血管の周りに炎症が起こります。

 

 

すると、さらに血管が拡張し、ますます周りの三叉神経が刺激されます。

 

 

この刺激が大脳に伝わり、痛みとして認識されることによって、頭痛が起こるのです。

 

 

偏頭痛の前兆とは?

片頭痛の前兆とは?

 

偏頭痛は、「前兆のない片頭痛」と「前兆のある片頭痛」の2タイプに分けられ、前兆のある人は20~30%といわれています。
前兆のある偏頭痛では、頭痛が起こる前に、いくつかの前兆がみられます。目の前にチカチカと光るフラッシュのようなものがあらわれ、視野の片側、または中心部が見えにくくなる閃輝暗点(せんきあんてん)を生じることが多いのですが、感覚が鈍くなる感覚異常、言葉が話しにくくなる失語性言語障害がみられる場合もあります。
このような前兆の多くは15~30分で消失し、続いて頭痛が始まります。

閃輝暗点後に頭痛が起こる

 

 

閃輝暗点とは、言葉でいうと「キラキラ」「ギラギラ」した、勝手に動く光が見えてしまい、その光が見える部分は、その光以外は見えなくなってしまう現象のことです。

 

 

また、その症状はギザギザした光が広がって回転していくようにもみえ、20分~30分程度その症状が続いた後、視野の外に消えてゆきます。

 

 

前兆のない偏頭痛の診断基準は、下記のようになります。

 

 

前兆のない偏頭痛の診断基準

 

A. B~D を満たす発作が5回以上ある

B. 頭痛発作の持続時間は4~72 時間(未治療もしくは治療が無効の場合)

C. 頭痛は以下の4つの特徴の少なくとも2項目を満たす

1. 片側性

2. 拍動性

3. 中等度~重度の頭痛

4. 日常的な動作(歩行や階段昇降など)により頭痛が増悪する、あるいは頭痛のために日常的な動作を避ける

D. 頭痛発作中に少なくとも以下の1項目を満たす

1. 悪心または嘔吐(あるいはその両方)

2. 光過敏および音過敏

E. ほかに最適なICHD-3の診断がない

 

 

前兆のある偏頭痛の診断基準は、下記のようになります。

 

 

前兆のある偏頭痛の診断基準

 

A. BおよびCを満たす発作が2回以上ある

B. 以下の完全可逆性前兆症状が1つ以上ある

視覚症状

感覚症状

言語症状

運動症状

脳幹症状

網膜症状

C. 以下の4つの特徴の少なくとも2項目を満たす

1. 少なくとも1つの前兆症状は5分以上かけて徐々に進展するか、または2つ以上の前兆が引き続き生じる(あるいはその両方)

2. それぞれの前兆症状は5~60分持続する

3. 少なくとも1つの前兆症状は片側性である

4. 前兆に伴って、あるいは前兆発現後60分以内に頭痛が発現する

D. ほかに最適なICHD-3の診断がない、また、一過性脳虚血発作が除外されている

参考:日本頭痛学会

偏頭痛が起こった時の対処法とは?

 

片頭痛が起こった時の対処法として、

 

・患部を冷やす

・暗くて静かな場所で休む

・薬を内服する

 

などがありますが、どれも一時的な緩和になってしまいます。

片頭痛の一時的な緩和にしかならない

 

 

特に、薬を頻繁に内服していると、それが原因で頭痛が起こってしまいます。

 

 

それを、薬物乱用頭痛と言います。

 

 

薬物乱用頭痛の可能性がある人は、下記のようになります。

 

  • 月に15日以上頭痛がある。
  • 頭痛薬を月に10日以上飲んでいる。
  • 朝起きたときから頭痛がする。
  • 以前はよく効いていた頭痛薬が効かなくなってきた。
  • 薬をいくら飲んでも頭痛が以前よりひどくなってきた。
  • 頭痛の程度、痛みの性質、痛む場所が変化することがある。
  • 以前は月に数回、偏頭痛が起こっていた。

 

これらが当てはまる人は、薬物乱用頭痛の可能性があるので注意が必要です。

 

 

 

 

偏頭痛で困らないようにするには?

 

偏頭痛の原因は、未だに確定的なものはありません。

 

 

しかし、偏頭痛が起こりにくくなるような環境にしておくことは大切だと思います。

 

 

からだの環境を整えておくと、偏頭痛だけではなく様々な症状の予防につながると考えられます。

 

 

からだの環境を整えるためには、日常生活の見直しと改善が必要になってきます。

 

 

特に、「食事・睡眠・運動」の見直しと改善が効果的です。

片頭痛にならないためにからだの環境を整える

 

 

食事・睡眠・運動の改善についての重要性は、ブログ内で何回もお話していることです。

 

 

これらの改善がなければ、からだの環境が整わず、偏頭痛だけではなく様々な症状が起こりやすくなってしまいます。

 

 

原因がはっきりとしていないからこそ、日常生活の見直しと改善がより重要なものになってくると思います。

 

 

 

 

今回の内容をまとめると、下記になります。

 

  • 偏頭痛の男女の割合は男性よりも女性の方が多い
  • 偏頭痛が起こる原因として2つの説がある
  • 偏頭痛には前兆があるものと前兆がないものがある
  • 偏頭痛の前兆がある場合閃輝暗点が生じる時が多い
  • 薬の内服が多いとそれが原因で薬物乱用頭痛が起こる
  • 原因が確定されていないので日常生活の見直しと改善が重要

 

 

偏頭痛でお困りの方、まずは日常生活の見直しと改善をしてみてはいかがでしょうか?

 

 

そうすることで、からだの環境が整い偏頭痛の頻度が減るかもしれませんよ。

 

水戸で頭痛でお困りの方へ

 

 

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