こんにちは。
水戸で首こりの改善で人気の整体CURAです。
首こりや首の痛み、または首が動かしにくかったり、何かに集中している時に首が傾いてしまったりしていませんか?
もし上記のようなことが起こっている場合、斜頸の可能性があるかもしれません。
今回は、斜頸とはどのような疾患なのかを説明したいと思います。
斜頸とは?
斜頸とは、首が傾き、首の運動制限がかかってしまうなどの症状などが起こる病気の総称です。
斜頸は、様々なことが原因で起こりますが、今回は4つの種類の斜頸について説明します。
斜頸には、下記のような種類のものなどがあります。
- 筋性斜頸
- 眼性斜頸
- 炎症性斜頸
- 痙性斜頸
筋性斜頸
筋性斜頸とは、乳児の先天性奇形で、逆子や初産児、難産例に多いといわれています。
骨、関節のトラブルで首の筋に塊が出来ていつも首が左右どちらか片側を向いている状態になります。
胸鎖乳突筋の一部が増殖することで、頸部の前の筋肉にこぶができます。
そのこぶは、通常は自然に小さくなっていきますが、一部が残ったり、筋肉の短縮が起こると筋性斜頸となってしまいます。
軽度の場合、1歳までに自然に治ることが多いのでしばらく様子を見るそうです。
子どもの頭部と顔面は悪いほうに傾き、良いほうに回旋します。
症状としては、新生児の時の顔の向き癖で指摘され、乳幼児までに診断がついていることがほとんどです。
右側に発症することが多いため、顔は左側を向き、頭部は右側に傾き、右肩が左より持ち上がった状態が典型的と言われています。
この症状が学童期まで続けば、顔面の形状に左右非対称が起こることがあるそうです。
また、頸部の突っ張り感や、違和感、緊張感などもあります。
斜頸の程度が重症化するにつれて、これらの状態も重くなってくると考えられます。
これらに伴って、頭痛や肩こりなどを感じる場合もあると言われています。
首回りや肩回りの疲労感を感じることもあります。
眼性斜頸
眼性斜頸とは、目の異常により、頭をいずれか一方に常に傾けてしまう状態を言います。
眼球を動かすための筋肉が麻痺していたり、働きのバランスが悪いことにより起こる上下斜視、また内、外斜視が原因となります。
斜視があると一定方向の両眼視でうまく焦点が合わないため、見えにくさを軽減しようと頭を傾けることにより斜頸が現れます。
症状としては、眼球の上下の筋肉に異常があるため、何かをじっと見るときに斜頸が大きく目立つのが特徴です。比較的年長者によく見られると言われています。
炎症性斜頸
炎症性斜頸は、中耳炎や扁桃炎などの炎症が起こった後に、頚椎の環椎、軸椎の並び方に異常が生じることで起こります。
通常、環椎(第1頚椎)と軸椎(第2頚椎)は、車軸のような構造になっていて、前後左右に自由に動かせるようになっています。
この部分に炎症が起こると、首が滑らかに回せなくなったり、傾いたままになります。
また、炎症性斜頸は環軸椎回旋位固定とも言われています。
症状としては、首が動かない、無理に動かすと痛みが出る、腕の感覚が鈍くなったりするなどがあります。
痙性斜頸
痙性斜頸は、首や肩の周りの筋肉が異常に緊張することによって、頭の位置が正常ではなくなってしまいます。
多くの場合は、他の症状が認められない痙性斜頸(原発性)ですが、脳性麻痺や向精神薬などの薬物使用によっておこる痙性斜頸(薬物性)もあります。
痙性斜頸は、脳内の運動を抑制するシステムが機能障害を起こすこと(不随運動など)によって生じると考えられています。
患者さん自身の問題として、外見が他人と違ってしまっているために、周囲に対して引け目を感じ、気後れするといった心理的な問題を起こしてしまうこともあるそうです。
症状としては、首や肩の周りにある筋肉に強い緊張が見られ、頭の位置が正常とは違っています。
頭(首)が回ってしまっている・横に傾いている・前や後ろに傾いている症状や、肩が上がっている、からだが横にねじれているなど、様々な症状が組み合わさった形で現れます。
また、首振りなどの異常な動きを合併する場合もあります。
頭の位置が正常とは違ったまま固っている場合や、歩く時や精神的なストレスかかったときだけ頭の位置がかわってしまう場合などさまざまです。
首が動きにくいだけで頭の位置が正常な場合や、首の痛みしか症状がない場合もあります。
痙性斜頸は、頸部ジストニアや攣縮性斜頸と呼ばれることもあります。
斜頸の一般的な治療法とは?
斜頸の一般的な治療法は、斜頸の種類によって異ります。
筋性斜頸
筋性斜頸の治療法としては、生後1年半までは保存的に治療を行います。
子どもの顔面が正面を向くように枕やタオルで工夫したり、授乳や話しかけはできるだけ患側から行い、患側を向く時間が長くなるように工夫します。
多くの場合は自然治癒しますが、そうでない場合は3〜4歳で、胸鎖乳突筋の腱切り術といわれる手術をすることもあります。
眼性斜頸
眼性斜頸の治療法としては、目を動かす筋肉の麻痺などがあるため、両目視機能訓練や視力増強訓練などの弱視の治療や、特殊なレーザーを使用して角膜の屈折力を調整し視力を回復する屈折矯正などがあります。
視力を良くすることで目がまっすぐになることもあるので、眼鏡やコンタクトの使用で改善することもあります。
手術が必要な場合の多くは5歳~6歳頃に行われ、十分な検査を行った後に手術をして改善します。
炎症性斜頸
炎症性斜頸の治療法としては、無理に動かしたりはせずに安静にします。
炎症が治まらない場合は、抗炎症薬などの薬物療法をします。
痙性斜頸
痙性斜頸の治療法としては、ボツリヌス療法や薬物療法、手術などがあります。
ボツリヌス療法とは、首や肩の周りの筋肉に緊張をやわらげる薬を注射する治療方法です。
入院はほとんどの場合不要で、有益な治療方法なのですが、効果の持続期間が数ヶ月のため、何度も繰り返し治療を受ける必要があります。
また、初回に投与できる薬液の量は少なく抑えられているため、1回の治療だけでは、十分な効果を得られない場合もあります。
一般的な治療法は上記になりますが、整体院などの治療院でも斜頸は対応できます。
斜頸の種類にもよりますが、胸鎖乳突筋などの筋肉が硬くなっていて動きの制限がかかることで痛みや違和感を感じてしまうことがあります。
この時点で、からだのバランスが崩れていることが多いです。
首回りの筋肉を硬くしている原因が、どこにあるのかを検査をし、原因に対して適切な処置をすることで改善していきます。
患部だけをやっていても、そこに原因がなければ改善はしにくいです。
全身のバランスを整えながら、原因に対して対処ができる整体院などの治療院も、斜頸の治療法の1つとして考えられると思います。
まとめ
今回は斜頸について説明しました。
斜頸といっても原因は様々です。まずは病院等で検査をして、斜頸の原因を知ることが必要だと思います。
病院に行くのが嫌な方は、整体院などの治療院でからだのバランスを整えることにより、少しずつ改善していきますので、一度通ってみることも良いかと思います。
整体院などの治療院に行ってみようかなと思った方は、気軽にご連絡ください。
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