慢性的な腰痛は〇〇に負担がかかって起こっている可能性があります。

こんばんは。

 

水戸で腰痛の改善で人気の整体CURAです。

 

この時期、寒さで体調を崩したりしていませんか?

寒さで肩こりがひどくなる

気温が下がると、からだを冷やさないためにたくさん着込んだりして対策しているかと思います。

 

その結果、腰痛や肩こりがひどくなったりしている方も多いのではないでしょうか。

肩こりがひどくなる

しかし、本当にたくさん着込んでいるから腰痛や肩こりがひどくなっているのでしょうか?

 

最近、整体CURAにご来店された肩こりでお困りのお客様に特に多いのが、内臓に負担がかかっていることで肩こりを感じてしまっていることです。

 

確かに、たくさん着込むことで肩周りや首回りの筋肉に負担はかかると思いますが、本当の原因はそこではない方が多いです。

 

内臓といっても様々な臓器がありますので、今回は肝臓について説明したいと思います。

 

 

 

肝臓とは?

内臓疲労による肩こり、肝臓とは?

肝臓は、胸とおなかを区別する横隔膜のすぐ下、胃の隣にあります。
右上腹部のほとんどを占めており、重さは1,000~1,200gで、からだの中で最大の臓器です。

内臓疲労からの肩こり、肝臓

肝臓にはたくさんの血管と胆管があり、すみずみの細胞まで届いています。

 

通常、臓器には動脈と静脈の2本の血管が出入りしていますが、肝臓には3本の血管(門脈・肝動脈・肝静脈)が出入りしており、体内の血液の1/4が集まっています。

 

門脈とは、小腸で取り込まれた栄養素などを肝臓へ運ぶ血管です。

 

肝動脈とは、酸素を多く含んだ血液を心臓から肝臓へ運ぶ血管です。

 

肝静脈とは、肝臓でつくられた栄養分や処理されたものを心臓に運ぶ血管です。

 

肝細胞(肝臓の主な細胞)、胆管細胞(胆管を構成している細胞)に接するように、血液の通り道があります。

 

 

 

 

肝臓の働きとは?

内臓疲労からの肩こり、肝臓の働きとは?

肝臓の主な働きとしては、下記のようになります。

  1. 代謝
  2. 解毒
  3. 胆汁の生成・分泌

 

 

代謝

栄養素を分解したり合成したりして、からだが利用できる形に作り変えるために、栄養素を分解・合成する機能です。

 

この代謝作用は、肝臓の機能の中で最も重要なものです。

 

肝臓ではアルコールの分解も行われています。

内臓疲労による肩こり、肝臓でアルコールの分解をしている

アルコールは、90%以上が肝臓で代謝されます。

 

そしてアセトアルデヒドに分解され、その後、酢酸に変わります。

 

飲み過ぎ等でアセトアルデヒドが蓄積すると、二日酔い肝障害などの原因となります。

内臓疲労からの肩こり、二日酔いになる

アセトアルデヒドとは、エタノールの最初の代謝産物であり、フラッシング反応二日酔いの原因物質と言われています。

 

フラッシング反応とは、アルコールを飲んだ時に顔が赤くなる、吐き気がする、動悸がする、眠くなるなどの反応の事です。

 

また、ヒトへの発癌性が疑われているとも言われています。

エタノールは主に肝臓で酸化されてアセトアルデヒドになり、さらに酢酸へと代謝されます。

 

アセトアルデヒドの分解が遅い体質の人は、少量の飲酒でフラッシング反応を起こし、比較的少ない量の飲酒で二日酔いも起こします。

 

アセトアルデヒドは発癌性があり、ヒトの食道癌などの原因にもなると言われています。

 

この物質はDNAやタンパク質と結合しやすい性質を持ち、発癌など種々のアルコール性臓器障害の発生に関与すると考えられています。

 

アルコール飲料には、生産の過程で高濃度のアセトアルデヒドが含まれており、たばこの煙からも高濃度のアセトアルデヒドが検出されているそうです。

内臓疲労からの肩こり、タバコの煙も悪影響

 

 

 

解毒

食べ物や飲み物の中には、栄養となるもの以外に有毒なものが含まれていることがあり、有害物質の多くは腸から吸収され肝臓に集まってきます。

 

肝臓は、自分の持っている解毒作用の働きによって、これらを無毒化して体外に排出する働きがあります。

 

 

 

 

胆汁の生成・分泌

肝臓でつくられた老廃物を流す胆汁を生成・分泌します。

 

胆汁は、脂肪の消化吸収を助ける消化液でもあります。

 

 

 

 

肝臓に負担をかけないためには?

内臓疲労からの肩こり、肝臓に負担をかけないためには?

肝臓に負担をかけないための注意点は色々あります。

 

色々ある注意点の中で、実践しやすいものをいくつか説明します。

 

  1. 食べ過ぎない
  2. 飲みすぎない
  3. 薬を常用しない
  4. 睡眠をしっかりとる
  5. 適度な運動をする

 

 

 

食べ過ぎない

内臓疲労からの肩こり、食べ過ぎない

食べ過ぎは、過剰な栄養の処理に追われて、肝臓が疲労してしまいます。

 

また、高タンパク、高脂肪な食べ物の消化は、他の栄養を処理するよりも肝臓にとって負担になってしまいます。

 

食べ物をバランスよく摂取し、腹八分目を意識することが重要になってきます。

 

 

 

 

飲みすぎない

内臓疲労からの肩こり、飲みすぎない

日本人は欧米人に比べて、肝臓が小さいと言われています。

 

年齢とともに肝臓の総量は減少しますが、日本人は肝臓の総量の減少幅が大きいと言われています。

 

また、日本人の約4割の人は遺伝的に、アルコールからできたアセトアルデヒド(アルコールの10倍の毒性)を酢酸に分解する酵素であるALDH(アセトアルデヒド脱水素酵素)が不足しているとも言われています。

 

肝臓では、アルコールとアセトアルデヒドが代謝される過程で、NADHという物質ができます。

 

どんどん肝臓にアルコールが運び込まれて代謝がフル回転すると、このNADHが肝臓内にたまってきて、分解の効率が徐々に落ちてきてしまいます

 

NADH(還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)と は、活性型ナイアシンとして、細胞内でATP(アデノシン三リン酸)が産生される際に側面からサポートし、からだ全体にエネルギーを供給するという働きに深く関与しています。

 

ATPは筋肉などを動かす際のエネルギー源です。

 

NADHの働きによって、エネルギーが効率よく生み出されるかどうかが決まってきます。

 

飲む量を適度にし、飲まない日を決めたりすることも重要です。

 

 

 

 

薬を常用しない

内臓疲労からの肩こり、薬を常用しない

薬の常用も毒と同じで、解毒する際に肝臓に負担がかかります。

 

また、薬の中には交感神経を興奮させる作用があるものも多く、肝臓を疲れさせてしまいます。

 

内服する必要のない薬やサプリメントなどは控えると良いかもしれません。

 

 

 

 

睡眠をしっかりとる

内臓疲労からの肩こり、睡眠をしっかりとる

活動している時間が長いほど、肝臓はエネルギーを消耗してしまいます。

 

活動していると様々な老廃物が発生するため、それを処理するために肝臓に負担がかかってきます。

 

また、夜型の生活をしていると、自律神経のバランスが崩れやすくなるため、肝臓に悪影響を及ぼしてしまいます。

 

寝ている時にからだは回復をしているため、睡眠不足になると十分に回復しきれなくなってしまうので、どんどん蓄積されてしまいます。

 

しっかりと睡眠をとることを心がけましょう。

 

 

 

 

適度な運動をする

内臓疲労からの肩こり、適度な運動をする

運動不足による過剰な栄養の蓄積や排出は、肝臓に負担がかかってしまいます。

 

運動不足で筋肉をあまり動かさないと、末梢からの血液の戻りが悪くなり、老廃物などで汚れた血液がからだに溜まってしまいます

 

そうなることで、肝臓はその処理に追われることになってしまいます。

 

適度な運動をして血液などの循環を良い状態にすることで、老廃物などで汚れた血液などが溜まることを防げます。

 

 

 

上記に説明したことを実践できると、肝臓への負担が減っていきます。

 

 

 

 

まとめ

 

今回は、肝臓について説明しました。

 

腰痛や肩こりの原因は人によって違ってきますが、内臓への負担を減らすことで、からだは良い状態が保てるようになってきます。

 

まずは肝臓への負担を減らすことを実践し、効果を実感してみてはいかがでしょうか。

 

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